日本と消費形態似るタイや中国 関連表分析
今回は名入れボールペンとはあまり関係がないが、09.07.23日付けの日経朝刊の「台頭するアジア消費」という連載の23回目に、関連表分析による日本とタイ・中国等との消費形態の相関性における類似性が指摘されており、中々面白い視点からの分析でした。ですので、ボールペンのブログの制約を超えてご紹介させていただきます。
通商産業省の資料によると
<日本との消費項目順位相関係数>
タイ 0.66
中国 0.64
インドネシア 0.61
シンガポール 0.54
マレーシア 0.53
フィリピン 0.49
ベトナム 0.28
インド -0.04
このデータは経済産業省がアジア各国と日本で実施した、22種類の消費項目についてどのぐらいお金をかけているか比較し,そのデータを231通りの組み合わせに基づいて算出した物だそうだ。この相関関係から、消費パターンはタイ・中国・インドネシアが近い相関関係にあり、インドとは消費パターンが待ったく異なることが分かる。
他に、消費関連指数も掲載されていたが、割愛する。所得やGDPの水準からは分かりづらい部分が垣間見えるようで興味深い。先の「日本文化の広がり」と関連付けて考えると、かの地での製品の販売についてヒントが有るやも知れない。
日時:2009年8月 7日 21:22